「微アル」
ってご存じですか?
「アルコール分が0、5%程度の“ビール風飲料”」
のことです。「アルコール」が「微(かす)か」に入っていると。
そして、これは発音すると、
「ビアル」→「ビール」
に聞こえなくもないのですね!なかなか「ナイスな命名」だと思います。
“コロナ禍”で業務用酒類の売り上げが落ち込む中で、日常的に飲酒習慣がない層の8割に当たる約6000万人の開拓を目指して、ビール各社が、
「アルコール度数が1%以下の微アルコール飲料」
を相次いで投入しているそうで、中でも2021年3月に、
「ビアリー」
9月にハイボール風の、
「ハイボリー」
の販売を開始し、「微アルの先駆者」である「アサヒビール」は、「微アル」を含む「アルコールテイスト清涼飲料」の9月の売上金額は、前年比41%増と7か月連続で2ケタ増を記録したそうです。
実際に飲んでみたんですが、「ビールだと思って飲む」と、私には物足りなく感じ、
「これなら、アルコール分0,00%のノンアルコールビールのほうがいいな…」
と、私は感じました。
この「微アル」、今年の「流行語大賞」にノミネートされていませんでしたっけ?
第38回(2021年)の「ノミネート語・30語」は、
「イカゲーム」「★うっせぇわ」「ウマ娘」「SDGs」「NFT」「エペジーーン」「推し活」「★親ガチャ」「カエル愛」「★ゴン攻め/ビッタビタ」「★ジェンダー平等」「自宅療養」「13歳、真夏の大冒険」「★ショータイム」「★人流」「★スギムライジング」「★Z世代」「チキータ」「チャタンヤラクーサンクー」「ととのう」「ピクトグラム」「フェムテック」「副反応」「変異株」「★ぼったくり男爵」「マリトッツォ」「★黙食/マスク会食」「ヤングケアラー」「★リアル二刀流」「路上飲み」
で、大谷翔平選手合わせ技で、
「リアル二刀流/ショータイム」
が、「大賞」でしたね。(★がトップテン。)
「微アル」、入ってないな。
蛍光オレンジの目立つ(目がチカチカする)表紙の、
『現代用語の基礎知識2022』
には、
「ビアリー」(219ページ)
「微アル飲料」(99ページ)
に、しっかりと載っていました!
…と思ったら、「219ページ」のは「ビアリー」ではなく、
「ヒアリ」
でした・・・・。ヒヤリ。


