『辞書から消えたことわざ』(時田正瑞、角川新書趣出版:2014、3、25)

2021 . 11 . 29

2021_112

 

買ってから7年、気になってたけど「積ん読」になっていたもの。この機会にざっと読んでみた。実は知らないことわざが多かった。同じような意味で、似たことわざで知っているものもあり、そちらが残ったのかもしれない。

「どじょうを殺して鶴を飼う」

なんて、

「角を矯めて牛を殺す」

と同じですよね。

最後の第七章「粋な洒落ことば」は、大阪のシャレ言葉とおんなじで、おもしろかった。

「焼けの勘八、日焼けのなすび」

「蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨」

「あかん弁慶その手は義経」

なんか、リズムが良いですよね。リズム良く読めました。

 

 

(2021、11、26読了)