『徳光流 生き当たりばったり』(徳光和夫、文藝春秋:2021、8、10)

2021 . 9 . 28

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こないだ「週刊文春」の阿川佐和子さんのインタビューに出ていたのは、この本の宣伝のためだったのか!あれは「週刊文春」で、この本は「文藝春秋」から出たのね。

こないだ古舘さんの本を読んで、徳光さんが出て来ないなあと思ったので、この本を見たら「やっぱり、読んでおかなきゃ」と購入しました。(この本の印税もギャンブルの資金になるのか。)

私は、徳光さんとは一度しかお会いしたことがない。「ズームイン」をやってらした頃(まだフリーになる前)に読売テレビに来られた時に、辛坊さんを通じてお会いして、当時出たばかりの徳光さん初めての著書にサインしてもらった。「道浦俊彦様へ」の漢字が間違っていたけれど、そこがまた徳光さんらしいと言えば、らしい。

この本は「語りおろし」。

徳光さんは「長嶋さん」「美空ひばりさん」が「神様」で、それ以外でお世話になったのは「ジャイアント馬場さん」だと、改めて分かった。

ギャンブル好きの徳光さん、コロナで外へ出られない間に、スマホはおろか携帯電話も持っていないデジタル音痴の徳光さんが、何とタブレットを覚えて、それで競艇をやっているって!!インターネットもしない徳光さんが「ネット銀行」に「ギャンブル専用の口座」を開いたけど、もう残り120万円しかないって。「120万円しか」って、一体いくら使ったのか!?とぼけた話が、徳光さんらしいです。

奥さんが軽度の認知症で、同じ話を繰り返すけど、そこはアナウンサーなので、初めて聞いたかのように「へえー」と驚くんだそうです。それは大事かもしれません。なかなかできることではないよね。

それにしても徳光さんも、もう「80歳」です。全然、そんなお年には見えない、若い!

すごいなあ。

 

 

(2021、9、25読了)