米メジャーリーグ・エンゼルスの“二刀流”大谷翔平選手の活躍、特にバッターとしての「ホームランの量産」がスゴイことになっています。7月1日現在、両リーグトップの、
「28本」!
日本人メジャーリーガーのこれまでの記録は、あの「ゴジラ・松井秀喜選手」の、
「31本」
ですが、抜くのは時間の問題ではないでしょうか?
それで、大谷選手はファン投票・指名打者部門1位で初めて、7月14日に行われる「オールスターゲーム」への出場が決まりました!パチパチパチ!!!
その大谷選手の活躍につれて、当然記事も多くなるのですが、いきおいそれは、
「所属チームの試合結果」
ではなく、
「大谷選手の活躍(個人成績)」
に的を絞った記事になります。ホームランを打ったとか、勝利投手になったとか。
そしてその「チームの勝敗」ですが、大谷選手の活躍にもかかわらず、敗れることも多く、結果は「1行だけ」、
「なお、エンゼルスは敗れた」
と記されるそうです。
これを指して、「略語」の「ネットミーム(スラング)」として、
「なおエ」
という言葉が生まれたといいます。
この「なおエ」は、2009年に放送されたNHKの大河ドラマ『天地人(てんちじん)』の主人公である、
「直江兼続」
とは関係ありませんし、TBSのドラマ『3年B組金八先生』で、
「俺は腐ったみかんじゃねえ!!」
と言った生徒・加藤役の、
「直江喜一さん」
も関係ありません。
実はこれ、今からさかのぼること20年、
「イチロー選手」
が「シアトル・マリナーズ」に入団した際にも見られた現象・言葉だと言います。
マリナーズは、イチロー選手の入団1年目こそ優勝したものの、その後のシーズンは下位に低迷したので、
「なお、マリナーズは敗れた」
を略した、
「なおマ」
が、よく使われていたそうです。知らんかった!
あまり強くないメジャーリーグのチームに所属した日本人選手の活躍の際には、
「なお○」
という言葉が使われる傾向があるようですね。


