6月22日の「ミヤネ屋」の中の日本テレビからのニュースで、
「ローソン“都市型店舗”総菜小容量で」
という見出しのニュースがありました。単身居住者が多くなって、
「一人家庭用の小さめのお総菜を販売する」
ということなんでしょう。この中の、
「小容量」
に目が留まりました。「量が少ない」のならば、
「少量」
ですが、だからといって、
「少容量」
とは書きません。あくまで「容量」は「大・小」ですね。
「器・入れ物の大きさ(大きいか・小さいか)」
です。
「その中に入っているモノの量」
は「多いか・少ないか」です。
そうすると、
「大容量」の所に「少量」しか入っていないのと、
「小容量」の所に「多量」に入っているのは、どちらが多いか?
という問題が出て来ますね。
「大・小」であらわされる「容量」は、「量」という漢字は使われていますが、
「数字の大小」
で表現されます。つまり、
「1リットルか、100リットルか」
「1か100か」
で、これは「枠」に過ぎません。
そこに実際に「モノ」が入っている、その「実体が量」なのではないでしょうか?
その比較からは、「大量」と「多量」の違いは?
という問題も。
「大量」=可算名詞=「数」が多い、抽象的?
「多量」=不可算名詞=「分量」が多い、具体的?
と感じました。
まあ「ミヤネ屋」の本番中にこんなことを考えるヒマはありませんから、メモだけしておいて、後で考えました。
(2021、7、1)


