8131「夜職」

2021 . 7 . 9

8131

 

 

漫画週刊誌「モーニング」で連載されている「リエゾン~こどものこころ診療所」(漫画・ヨンチャン、原作・竹村優作)の中に、

「夜職」

という言葉が出て来ました。

「やしょく」

と読むのでしょうか?

「私も夜職が長いし」

「ここは夜職のお母さんも多いし」

というお母さんのセリフの中に出て来た言葉。文字通り、

「夜のお仕事で働く人」

のことを指すようです。

国語辞典に載っているのでしょうか?引いてみました。

『精選版日本国語大辞典』『広辞苑』『大辞林』『新明解国語辞典』『旺文社標準匡語辞典』『デジタル大辞泉』『岩波国語辞典』『三省堂国語辞典』には、

「夜食」「夜色」

は載っていても「夜職」は載っていませんでした。

グーグル検索では(7月9日)

「夜職」=66万1000件」

出て来ました。どうも「アルバイトの求人サイト」が多いようですね。

「ナイトホーム」という「大阪のナイトワークの方のための賃貸専門サイト」を見てみたら、https://nighthome.net/topics/topics-27893/

2021年4月5日に、

「夜職とは」

ということが書かれていました。それによると、

「夜職というのは、一般的にキャバクラ、ホスト、ラウンジ、ガールズバー、スナックなどの飲み屋さんやデリヘルやソープなどの性接待をする風俗をまとめた呼び名になります。」

とありました。

一見、これまでにあったようで、実は新しい言葉なのかもしれませんね。

 

(2021、7、9)