漫画週刊誌「モーニング」で連載されている「リエゾン~こどものこころ診療所」(漫画・ヨンチャン、原作・竹村優作)の中に、
「夜職」
という言葉が出て来ました。
「やしょく」
と読むのでしょうか?
「私も夜職が長いし」
「ここは夜職のお母さんも多いし」
というお母さんのセリフの中に出て来た言葉。文字通り、
「夜のお仕事で働く人」
のことを指すようです。
国語辞典に載っているのでしょうか?引いてみました。
『精選版日本国語大辞典』『広辞苑』『大辞林』『新明解国語辞典』『旺文社標準匡語辞典』『デジタル大辞泉』『岩波国語辞典』『三省堂国語辞典』には、
「夜食」「夜色」
は載っていても「夜職」は載っていませんでした。
グーグル検索では(7月9日)
「夜職」=66万1000件」
出て来ました。どうも「アルバイトの求人サイト」が多いようですね。
「ナイトホーム」という「大阪のナイトワークの方のための賃貸専門サイト」を見てみたら、https://nighthome.net/topics/topics-27893/
2021年4月5日に、
「夜職とは」
ということが書かれていました。それによると、
「夜職というのは、一般的にキャバクラ、ホスト、ラウンジ、ガールズバー、スナックなどの飲み屋さんやデリヘルやソープなどの性接待をする風俗をまとめた呼び名になります。」
とありました。
一見、これまでにあったようで、実は新しい言葉なのかもしれませんね。
(2021、7、9)


