知り合いの女性が、「コロナワクチンの接種券」が届いたとSNSに書いていました。
「いつもは『38歳』って言ってるけど、本当は『64歳』。今年度に65歳になるんだけど接種券、届くんですね」
と。私は、彼女に接種券が届いたことよりも、
「万年38歳」
と言ってらっしゃることに驚きました。そして、
「じゃあ『38歳』というのは『ウソの38(サンパチ)』だったんですね」
と書き込んでから、自分で書いたことに疑問が。
「なぜ、ウソは『サンパチ』なのだろうか?」
と。まず思いついたのは、元の形は、
「ウソのヤンパチ」
だったのではないか?そのダジャレが「サンパチ」になったのでは?
そしてこの
「ヤンパチ」
というのは、
「ヤケッパチ」
が縮まった形なのではないか?すなわち、元は、
「ウソのやけっぱち」
なのではないか。
さらにこれは、強調のための「倒置」で、さらに元の形は、
「やけっぱちのウソ」
なのではないか?
これと同じようなものには、
「屁のカッパ」
がありますね。これも「倒置」される前は、
「カッパの屁」
でした。そしてこれも「地口」と言うか「ダジャレ」でこうなっているので、元の形は、
「木っ端の火」
だったのです。
「コッパノヒ」
「カッパノヘ」
というように、
「コ→カ」「ヒ→ヘ」
に、「子音」は変わらず「母音」を変えたのですね。
こういうことも関係しているのかな?「言葉遊び」ですね。
(2021、6、1)


