8017「モクレンとコブシとマグノリア」

2021 . 4 . 14

8017

 

 

3月の下旬、毎日のようにいく会社のテラスに、

「モクレン(木蓮)」

の白い花が咲いていました。きれいだったので写真に撮りました。その日SNSを見ていたら、同じ花の写真が出ていて、そこには、

「コブシの花が咲きました」

とあるではないですか!え?あれは、

「コブシ(辛夷)」

だったの?「モクレン」じゃなくて?と思って調べてみたところ「花びらの数が違う」のが見分ける一つのポイントのようです。つまり、花びらの枚数が、

「コブシは6枚、モクレンは9枚」

「モクレンのほうが多い」のですね。

そして、もう一つ驚いたのは、「英語」では「モクレン」も「コブシ」も、

magnolia(マグノリア)」

なのだそうです。『ジーニアス英和辞典』を引くと「magnolia」は、

「モクレン、タイサンボク」

とありました。「タイサンボク(泰山木)」、聞いたことあるけど、よくわからない。

今度は『広辞苑』を引くと、

「モクレン科の常緑高木。高さ約10m。北アメリカ南東部の原産(以下略)

とありました。そしてこの花は、アメリカの

「ルイジアナ州とミシシッピー州の州の花」

だそうで、「the magnoria」と「the」が付くと、

「ミシシッピー州の愛称」

なのだそうです。そういえば昔、

『マグノリアの花たち』

という映画があったな。見てないけど。あれはアメリカ南部の小さな町が舞台で、ウィキペディアによると「マグノリア」は、

「アメリカ南部を象徴する花木・タイサンボクを指す」

と書かれていました。そういうことだったのか。

今、「新型コロナウイルス」のせいで海外には行けないけれど、「マグノリア」のお陰で、少し「アメリカ南部に行った気分」になりました!

 

(2021、4、14)