3月の下旬、毎日のようにいく会社のテラスに、
「モクレン(木蓮)」
の白い花が咲いていました。きれいだったので写真に撮りました。その日SNSを見ていたら、同じ花の写真が出ていて、そこには、
「コブシの花が咲きました」
とあるではないですか!え?あれは、
「コブシ(辛夷)」
だったの?「モクレン」じゃなくて?と思って調べてみたところ「花びらの数が違う」のが見分ける一つのポイントのようです。つまり、花びらの枚数が、
「コブシは6枚、モクレンは9枚」
と「モクレンのほうが多い」のですね。
そして、もう一つ驚いたのは、「英語」では「モクレン」も「コブシ」も、
「magnolia(マグノリア)」
なのだそうです。『ジーニアス英和辞典』を引くと「magnolia」は、
「モクレン、タイサンボク」
とありました。「タイサンボク(泰山木)」、聞いたことあるけど、よくわからない。
今度は『広辞苑』を引くと、
「モクレン科の常緑高木。高さ約10m。北アメリカ南東部の原産(以下略)」
とありました。そしてこの花は、アメリカの
「ルイジアナ州とミシシッピー州の州の花」
だそうで、「the magnoria」と「the」が付くと、
「ミシシッピー州の愛称」
なのだそうです。そういえば昔、
『マグノリアの花たち』
という映画があったな。見てないけど。あれはアメリカ南部の小さな町が舞台で、ウィキペディアによると「マグノリア」は、
「アメリカ南部を象徴する花木・タイサンボクを指す」
と書かれていました。そういうことだったのか。
今、「新型コロナウイルス」のせいで海外には行けないけれど、「マグノリア」のお陰で、少し「アメリカ南部に行った気分」になりました!
(2021、4、14)


