8019「変異株N501Yの読み方」

2021 . 4 . 15

8019

 

 

4月7日の「ミヤネ屋」の放送前に、

「変異株 N501Y」

の、

「『501』の読み方」

をナレーターさんに聞かれました。

「0」「日本語読み」では、

「レイ」

基本ですが、この場合は「英語読み」の、

「ゼロ」

でいいのではないか?と答えました。(ちなみに、「250ニュース」で、日テレの女性アナウンサーは、「変異株」ではないけれど「前の月、0件」を「ゼロケン」と読んでいました。)

日本テレビの「news zero」では、

「ゴーゼロイチ」

と読んでいました。あ、そうか「ニュース・ゼロ」だもんな。

4月9日、東京都の小池百合子知事は、

「ゴーマルイチ」

と言っていました。

4月13日の「ミヤネ屋」で、東京医科歯科大学病院荒井裕国副病院長東京都小池都知事は、

「ゴーマルイチ」

と言っていました。

4月14日のNHK「NC9」では男性アナウンサーが、

「ゴーマルイチ」

と言っていました。

友人の内科医であるO君に聞いたところ、

「ウイルスのアミノ酸配列の501番目のアスパラギンが、チロシンに変異したという意味だから『ゴヒャクイチ』と読むのが正しいのかな」

とのこと。

「でも『ゴーマルイチ』って言っている専門家も、結構いるよ」

と言うと、

「受け持ち患者が変異株であろうとなかろうと、することは同じだし、そもそも入院してくる時点では、変異株かどうかもわからないし、退院基準も従来型と同じになったので、呼び方は気にしていません」

とのこと。

現場は、そういうものなんでしょうね。ご苦労様です!

4月15日の「ミヤネ屋」の中の「250ニュース」で、国際国際医療研究センター・国際感染症センター長の大曲貴夫(のりお)医師は、

「ゴーマルイチ」

と言っていましたが、そのニュースを読んでいた日本テレビの森富美アナウンサーは、

「ゴーゼロイチ」

と言っていました。

 

(2021、4、15)