7933「ウィナーとアンフォーストエラー」

2021 . 2 . 23

7933

 

 

全豪オープンテニスでは、大坂なおみ選手が、見事2度目の優勝(四大大会では4度目の優勝)を果たしましたね。

実は私、週1回、テニススクールに通って17年になります。もうだいぶ前からずっと「中級」であまり進歩しませんが、体重コントロールには役立っています。今は「サービスエース」を取ることに腐心しています。17年もやっているのに公式の試合などには出たことがなく、実はテニス用語も全然勉強していないので、いまだによくわかりません。

「サービスエース」

とは、サーブが相手が触れないで決まることですが、日本では、

「ノータッチエース」

とも言います。実はこれは「和製英語」らしく、日本以外では通じないそうです。これも、よくわかっていませんでした

そして、「サーブ」ではなく「ラリー」の中で、相手が触らないで決まったときのことは、

「ウィナー」

と言うそうです。一般的に「ウィナー」と言うと、

「勝者」

のように思いますが、テニスでは違うんですね。知りませんでした。

これを知ってから、杉山愛さんの解説を聞いて中継を見ていたら、結構頻繁に、この言葉は出て来ました。

また、「自分に原因がある簡単なミス」のことは、

「アンフォーストエラー」

と言うそうです。これも、中継の中でよく出て来る言葉でした。

この2つの言葉がわかっただけで、テニス中継がグンと分かりやすくなりました。

やはり「用語」は大事ですね。

それにしても、全豪オープンの審判が、サーブの失敗を、

「フォールト」

と告げているのを聞いていたら、

「ファール(ト)」

と聞こえました。「野球」みたい。

やはり「トゥデイ」「グッデイ」「トゥダイ」「グッダイ」と言う、

「オーストラリアン・イングリッシュ」

だと「フォ」が「ファ」に聞こえるのですかね?

 

(2021、2、23)