『明治生まれの日本語』(飛田(ひだ)良文、淡交社:2002、5、13)

2021 . 2 . 4

2021_015

買ってすぐに読みだして途中で止まっていた。

その後、18年間も、ほったらかしで、久々に引っ張り出してきて読もうと思ったら!

何と、こないだから気になっていた「停車場」は「ていしゃば」か「ていしゃじょう」か?という問題が、まさに書かれているページに「しおり」が挟まれているではないですか!

もちろん即、読みました。その勢いで全部読みました。いやあ、勉強になりました。

なんかこういう読書は、「勢い」という面がありますよねえ。

ちなみに紹介されている「明治生まれの日本語」は全部で「21語」。

第1章「文明開化が生んだ日本語」=6語

~東京・電報・年賀状・駅・時間・世紀

第2章「新しい家族をつくった日本語」=7語

~彼女・印象・恋愛・新婚旅行・家庭・衛生・冒険

第3章「庶民の造語、知識人の造語」=8語

ちゃう・ぽち・より…・個人・権利・常識・科学・哲学

でした。

なお、「ちゃう」は、大阪弁の「違う」の意味の「ちゃう」と、ちゃうで。

「失礼しちゃう」の「ちゃう」です。念のため。

 

 

(2021、1、27読了)