「2007年7月31日」に、このタイトルとメモを書き留めていました。それは、
「たしからしい」のアクセント。「たしからしさ」のアクセントとの関連は?
というもの。
答えは14年間出ず、「棚ざらし」でしたが、今このタイトルを見て思ったのは、
「『たしか』という言葉と『らしい』という言葉が矛盾している」
ということです。
「たしからしさ」
という言葉は、
「『100%たしか』という状態に、いかに近付けているか」
という「尺度」の名前なんじゃないかな。
でも、
「たしか=100%」
なのに、それに「らしい」という、
「不正確さ」「伝聞の不安定さ」
がくっついていることの不思議。
それで、アクセントの問題は、答えは「3種類」あるかと思います。
1つ目、
「タ\シカラシイ」
というアクセントだと、
「誰か信用に足る人が『確かだ』と言っているのを聞いた」(伝聞)の場合」
で、「信用度90%」でしょうか。
これが「2語」に分けて、
「タ\シカ・ラ/シ\イ」
だと、さっきの「タ\シカラシイ」よりは「疑いの目」が入っている感じがします。信用していない。「らしい」が強くなっている。「信用度65%」かな。
そして3つ目は「コンパウンド」して「中高アクセント」の、
「タ/シカラシ\イ」
うーん、これはどうなんだろうか?かなり信用しているのかな?いた、そうでもないような・・・。「信用度80%」かな。
皆さんは、どうお感じでしょうか?
(2021、2、11)


