7912「たしからしい」

2021 . 2 . 11

7912

 

 

「2007年7月31日」に、このタイトルとメモを書き留めていました。それは、

 

「たしからしい」のアクセント。「たしからしさ」のアクセントとの関連は?

 

というもの。

答えは14年間出ず、「棚ざらし」でしたが、今このタイトルを見て思ったのは、

「『たしか』という言葉と『らしい』という言葉が矛盾している」

ということです。

「たしからしさ」

という言葉は、

「『100%たしか』という状態に、いかに近付けているか」

という「尺度」の名前なんじゃないかな。

でも、

「たしか=100%」

なのに、それに「らしい」という、

「不正確さ」「伝聞の不安定さ」

がくっついていることの不思議。

それで、アクセントの問題は、答えは「3種類」あるかと思います。

1つ目、

「タ\シカラシイ」

というアクセントだと、

「誰か信用に足る人が『確かだ』と言っているのを聞いた」(伝聞)の場合」

で、「信用度90%」でしょうか。

これが「2語」に分けて、

「タ\シカ・ラ/シ\イ」

だと、さっきの「タ\シカラシイ」よりは「疑いの目」が入っている感じがします。信用していない。「らしい」が強くなっている。「信用度65%」かな。

そして3つ目は「コンパウンド」して「中高アクセント」の、

「タ/シカラシ\イ」

うーん、これはどうなんだろうか?かなり信用しているのかな?いた、そうでもないような・・・。「信用度80%」かな。

皆さんは、どうお感じでしょうか?

 

 

(2021、2、11)