1月26日の「毎日新聞・夕刊」によると
「ガーゼ」
の語源は、パレスチナの
「ガザ地区」
だと記されていました。その地区の織物製品が高品質なところから、
「生産地の名前が付いた」
ということ。しかしその「ガーゼの故郷」で今、
「ガーゼが不足している」
という皮肉な事態だと書かれていました。
「ジャージー」「シャンパン」「コードバン」「西陣織」「瀬戸物」
などと同じかな。
『広辞苑』を引いてみたら、
*「ガーゼ」=【パレスチナのガザ(Gaza)地方産だったことによるという】目を粗く織った軟らかい綿布。多くは完全消毒を施して医療用とする。精製綿紗。
と、ちゃんと記されていました!
『新明解国語辞典』には、その由来は書かれていませんでしたが、
【ド Gaze】
と、「ガーゼ」が「ドイツ語由来」ということもわかりました。勉強になるなあ。
(2021、1、27)


