週末の新聞を読んでいたら、「競馬面」に目が留まりました、私は競馬はやらないので、その関連の用語には弱いのですが、見出しは大きな文字で、こうありました。
「良血ビルゴ 重賞初V狙う」
記事を読むと、
「アドマイヤビルゴは父がディープインパクト、母は仏のGⅠ勝ちの良血で、当歳(0歳)時に5億8000万円で取引された。」
ここで気になったのは、
「良血」
という言葉です。競走馬には使われるのですね。取引価格の「5億8000万円」という数字・金額を見たら、
「貧血」
になりそうになりましたが。
あとでネット検索したら、
「超良血馬」
という言葉も出て来ました。「競馬バンク」というサイトによると、
「良血馬」=血統的に優れている馬。「血統馬」ということも。おもに、種牡馬として有名な父馬と現役時代に活躍した母馬との間に生まれた仔馬を指します。
とありました。
あと、今、気付いたんですが、
「当歳」
というのも、見慣れない言葉ですね。「十歳」ではなく「0歳」なんだ。これは「goo辞書」というサイトで、
「とうさい(当歳)」《「とうざい」とも》
=【1】生まれたその年。また、その年に生まれたこと。数え年で1歳のこと。「当歳の子」「当歳馬」
【2】その年。当年。
とありました。「人間」にも使うのか。『新明解国語辞典・第8版』にも載っていました。
「とうさい(当歳)」
=【1】生まれたばかりの、その年。(年齢としては「一歳」を指す。
【2】ことし。(例)当歳とって二十歳。
うーん、聞いたことないなあ。「一歳」というのは「数え年で」ということかな。ちなみに「良血」は載っていませんでした。
グーグル検索では(1月18日)、
「良血」=58万8000件
「当歳」=54万2000件
でした。ほぼ同じ件数、出て来ました。
(2021、1、18)


