7846「喪中はがきの言葉」

2020 . 12 . 21

7846

 

 

今年、これまでに届いた「喪中はがき」の、亡くなった方の年齢・性別、関係などを分類してみました。

 

【男】  【女】

【90代】96   98

(9人) 94   91

     93   90

92   90

     91   

【80代】88   88

(6人)      86

          84

          84

          82

【70代】79

(2人) 72

【60代】66   63

(2人)

【年齢不明】 2人    3人【性別不明 1人】

<計> 男=12人 女=13人【性別不明 1人】

【平均年齢】男=85、7歳:女=85、6歳

 

【関係性】<男>  <女>

     父=7  祖母= 1

     夫=1  母 =10

兄=3  姉 = 2

弟=1  

 

男女の平均年齢がほとんど同じだ!

 

そして、その「文面の表現」にも注目してみました。ポイントは、

「本年中」「平素の」「生前の」「生前中の」「生前(に)賜りました」

という「期間」の表現。そして、

「ご厚情」「ご芳情」

という「気持ち」ですね。

【本年中に賜りましたご厚情に】10

【本年中に賜りましたご芳情に】 3

【平素のご厚情に】 2

【平素のご芳情に】 1

【生前のご厚情に】 1

【生前中のご厚情に】1

【生前賜りましたご厚情に】1

【生前に賜りましたご厚情に】2

【その他】2

 

一番多かった表現は、

【本年中に賜りましたご厚情に】10

でした。気になったのは、

「生前中」

という表現。「生前」はわかりますが、「中」が付いた「生前中」は珍しいのではないでしょか?

「期間」では、

「本年中の」=13

「平素の」 = 3

「生前(中)の」「生前(に)賜りました」=5

一方「気持ち」は、

「ご厚情」=15

「ご芳情」= 4

私、実は、

「ご芳情」

という言葉は知りませんでした。これまでに見ているはずなのに、全然気付いていませんでした。「喪中はがき」も勉強になります。合掌。

 

(2020、12、18)