「ミヤネ屋」で、旭川市の病院について取り上げた際に、北海道医療大学の、
「塚本容子教授」
の名字「塚本」を、入社3年目の澤口実歩アナウンサーが、
「ツ/カ\モト教授」
と「カ」が高く「モ」で下がる、
「中高アクセント」
で読みました。たしかに、そういうアクセントで読む、
「津下本さん」
という「ツ/カ\モさん」は知っていますが、「塚本」を書くと普通は、
「ツ/カモトさん」
という、
「平板アクセント」
で読むのではないでしょうか?
そう、澤口アナウンサーに伝えたところ、岩手県出身の彼女は、
「私は生まれてこのかた、『塚本さん』はずっと『ツ/カ\モトさん』って言ってきました。この塚本教授のことも、テレビ朝日のニュースでは『ツ/カ\モトさん』って言ってました。でも朝日放送の塚本麻里衣アナウンサーは、自分のことを『ツ/カモト』って『平板アクセント』と言っていました。神戸に住んでいるAさんは、阪急電車の『塚本駅』のアナウンスでは『ツ/カ\モト』って言っているそうです。」
という回答が!えーそうなの!?
そこで、
「〇カモト」
という名字のアクセントを
(A)中高アクセント(〇/カ\モト)
(B)平板アクセント(〇/カモト)
(C)両方考えられる
で「〇」に「ア~ワ」まで入れていったところ、「名字」でありそうな名前で分類しました。その結果、
(A)中高アクセント=鹿本・高本・近本・中本
(B)平板アクセント=岡本・坂本
となりました。
“私の語感”では「塚本」は(B)の「平板」に入り、「津下本」は(A)」の「中高」に入る気がします。
実際、皆さんはどうでしょうか・地域によってアクセントに違いがあるのでしょうか?
実はきょう(12月10日)の「ミヤネ屋」に「塚本教授」が中継で出演してくださいました。その際に宮根さんは、
「ツ/カモト教授」
と「平板アクセント」で呼び掛けていました。


