7837「『出生』の読み方」

2020 . 12 . 16

7837

 

「かんさい情報ネットten.」の12月10日の特集で、

「超低体重出生児」

を取り上げていました、そのナレーションで「超低体重出生児」の、

「出生」

を、林マオアナウンサーが、

「シュッセー」

と読んでいました。これは普通、アナウンサーは、

「シュッショー」

と読みます、なぜならば、

「シュッショー」=「出生」

「シュセイ(シュセー)」=「出征」

と使い分けをしているからです。

でも、林アナウンサーぐらいのキャリアと意識があれば、それを知らないとは思えません。

絶対、読み方に「迷う」というか「気付く」と思うのです。

これは恐らく、「シュッセー」と読むように、ディレクターから指示があったのではないか?と思って、メールで聞いてみました。

 

返事が来ました。

 

「『出生』に関しては、ディレクターに確認し、お医者さまにも確認を取ってもらった上で、あえて『しゅっせい』と読みました。私も違和感があったのですが、お医者がそう言うならそれで読むしかないなと思い、読みました。」

 

とのことでした。やはりそうでしたか。

「医療現場」では「シュッセー」と言うのかもしれませんね。

私も、知り合いの医者に聞いてみることにします。

 

「平成ことば事情3447低出生体重児」もお読みください

 

(2020、12、15)