「かんさい情報ネットten.」の12月10日の特集で、
「超低体重出生児」
を取り上げていました、そのナレーションで「超低体重出生児」の、
「出生」
を、林マオアナウンサーが、
「シュッセー」
と読んでいました。これは普通、アナウンサーは、
「シュッショー」
と読みます、なぜならば、
「シュッショー」=「出生」
「シュセイ(シュセー)」=「出征」
と使い分けをしているからです。
でも、林アナウンサーぐらいのキャリアと意識があれば、それを知らないとは思えません。
絶対、読み方に「迷う」というか「気付く」と思うのです。
これは恐らく、「シュッセー」と読むように、ディレクターから指示があったのではないか?と思って、メールで聞いてみました。
返事が来ました。
「『出生』に関しては、ディレクターに確認し、お医者さまにも確認を取ってもらった上で、あえて『しゅっせい』と読みました。私も違和感があったのですが、お医者がそう言うならそれで読むしかないなと思い、読みました。」
とのことでした。やはりそうでしたか。
「医療現場」では「シュッセー」と言うのかもしれませんね。
私も、知り合いの医者に聞いてみることにします。
「平成ことば事情3447低出生体重児」もお読みください
(2020、12、15)


