去年、赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで、23歳の会社員の女が逮捕されました。
その遺棄場所は東京都港区の、
「区立イタリア公園」
だそうです。
東京には「区立」で「イタリア公園」があるのか!
と、そのネーミングにちょっとびっくりしました。調べてみたら、ありました。「イタリア風の公園」のようです。
https://www.shiba-italia-park.jp/italy/
サイトには、こう記されていました。
「『日本におけるイタリア2001年』を記念し、同国から寄贈された、面積3,660.02平方メートルの街区公園です。本格的なイタリア式庭園の外観と、イタリア製の彫刻、噴水が特徴で、汐留イタリア街に隣接し、汐留地区に美しい景観をつくる空間の一つになっています。」
「汐留」と言えば、日本テレビとかの近くか。日本テレビが線路の東側で、この街は西側だな。そう言えば「イタリア」と名の付くホテルがあったな・・・、そう、
「三井ガーデンホテル汐留イタリア街」
一度泊まったことがあるけど、
「なんで『イタリア』なんだろう?」
と思っていました。そういうことだったのか。
まあ海外に「日本庭園」があるのと同じと考えれば、不思議はありません。
あ、でもそもそも「イタリア街」という地名は神戸の「異人館街」とか、同じく神戸や横浜の「中華街」みたいに、その辺りに「イタリア人街」があったのではないか?明治の頃に「イタリア大使館」か「総領事館」か何かがあったとか?
調べてみると、「そんなことはなく」、ここ20~30年ほどで開発された、
「汐留シオサイト」
の中の1つ。元は、
「国鉄・汐留貨物駅」
だったのですね。イタリア、関係ないのか。
「シオサイト」は「5つの区」に分かれていて、「1・2区」は大手企業が入る高層ビル群、「3・4区」は主に高層分譲マンションと「イタリア公園」、そして「5区」が商業施設や住宅やホテルなどがある「イタリア街」なのだそうです。その「イタリア街」は「イタリア」をテーマに作られた街なんだそうです。そんなにイタリアっぽかったかなあ?
そんなおしゃれなところが事件現場として名前が出て来たので、ちょっと驚きました。


