7771「シェール石油とシェル石油」

2020 . 11 . 3

7771

 

アメリカ大統領選、いよいよですね!その特集を11月3日の「ミヤネ屋」で放送しました。そのフリップをチェックしていたら、

「シエル石油」

という文言が。これは明らかに、

「シェール石油」

ですね。「-」で伸ばします。

「シェールガス」

とも言われますよね。今やアメリカのエネルギー産業の中心になっています。

一方、「-」で伸ばさない、

「シェル石油」

というのは、「貝殻」のマークでおなじみの、

「昭和シェル石油」

ですね。親会社は、

「ロイヤル・ダッチ・シェル」

で、英語の綴りは、

「Shell」

です。しかし「昭和シェル石油」を調べてみたら、去年「出光(いでみつ)興産」の完全子会社となり、何と、

「ことし(2020年)7月に消滅」

して、現在は、

「RSエナジー」

という会社になっていたのです!ショック!

その「シェル(Shell)」ではなく、アメリカで取れるのは、

「シェール(shale)ガス」

ですね。

「shale(シェール)」

というのは、

「頁岩(けつがん)」

のこと。「頁岩」は堆積岩の一種で、

「薄くて、頁(ページ)のように剥がれる」

ところからこの名前があるといいます。

「シェール」

と言えば『月の輝く夜に』という映画で1987年のアカデミー主演女優賞を取った女優を思い出します。そして、その映画で助演女優賞を取った、

「キティ・デュカキス」

は、翌年(1988年)の「米・大統領選」に民主党から出馬した、

「マイケル・デユカキス」

元マサチューセッツ州知事です、ブッシュ・パパに敗れましたが。大統領選で思い出しました。つながっているなあ。

ギリシャ系のこの、

「デュカキス」

という名前は言いにくいですが、本当は「カ」にアクセントがあるので、そこを「カー」と伸ばして、

「デュカーキス」

と言うと、言いやすいですね。

「マサチューセッツ州知事」

も言いにくいですが、これは「漢字の当て字」にして、

「正中摂津州知事」

と書いて読むと、読みやすいですよ

あれ?

何の話でしたっけ???

 

(2020、11、3)