アメリカ大統領選、いよいよですね!その特集を11月3日の「ミヤネ屋」で放送しました。そのフリップをチェックしていたら、
「シエル石油」
という文言が。これは明らかに、
「シェール石油」
ですね。「-」で伸ばします。
「シェールガス」
とも言われますよね。今やアメリカのエネルギー産業の中心になっています。
一方、「-」で伸ばさない、
「シェル石油」
というのは、「貝殻」のマークでおなじみの、
「昭和シェル石油」
ですね。親会社は、
「ロイヤル・ダッチ・シェル」
で、英語の綴りは、
「Shell」
です。しかし「昭和シェル石油」を調べてみたら、去年「出光(いでみつ)興産」の完全子会社となり、何と、
「ことし(2020年)7月に消滅」
して、現在は、
「RSエナジー」
という会社になっていたのです!ショック!
その「シェル(Shell)」ではなく、アメリカで取れるのは、
「シェール(shale)ガス」
ですね。
「shale(シェール)」
というのは、
「頁岩(けつがん)」
のこと。「頁岩」は堆積岩の一種で、
「薄くて、頁(ページ)のように剥がれる」
ところからこの名前があるといいます。
「シェール」
と言えば『月の輝く夜に』という映画で1987年のアカデミー主演女優賞を取った女優を思い出します。そして、その映画で助演女優賞を取った、
「キティ・デュカキス」
の夫は、翌年(1988年)の「米・大統領選」に民主党から出馬した、
「マイケル・デユカキス」
元マサチューセッツ州知事です、ブッシュ・パパに敗れましたが。大統領選で思い出しました。つながっているなあ。
ギリシャ系のこの、
「デュカキス」
という名前は言いにくいですが、本当は「カ」にアクセントがあるので、そこを「カー」と伸ばして、
「デュカーキス」
と言うと、言いやすいですね。
「マサチューセッツ州知事」
も言いにくいですが、これは「漢字の当て字」にして、
「正中摂津州知事」
と書いて読むと、読みやすいですよ
あれ?
何の話でしたっけ???


