「インスタ映え」
の「映え」は、
「バエ」
と濁って読みます。「映える」を、
「ハえる」
と読むのは「常用漢字表」に「訓読み」が載っているのですが、
「バえる」
と読むのは載っていません。しかしこれは「連濁」なので、載っていなくても読めるし、
「ルビも必要ない」
のでしょう。しかしこれが単独で、
「映える」
と出て来たら、普通は、
「ハえる」
と読むのですが、最近の「『インスタ映え』の意味の『映える』」は、
「バえる」
と濁りますね。本来は「語頭」なので「連濁」はしません。その場合に「バ」と読む・読ませるのなら、
「ルビが要る」
ということになりますね。それを避けるには、
「バエる」
と「カタカナ」で書いて目立たせるしかないかな。
漢字で書きたいのならは、「ルビを振る」形の、
「映(ば)える」
と書くことになりますね。
(2020、10、16)


