最近、空をよく見ています。
特に「夕焼け空」はいいですね。
でも「青空に浮かぶ雲」もいいです。
その「雲の種類」に、
「いわし雲」「うろこ雲」「ひつじ雲」
があります。この区別はどうなっているのでしょうか?
『広辞苑』でまず「いわし雲」を引くと、
「いわし雲」=「空一面に斑点状または列状に広がる雲。巻積雲または高積雲で、高度5000~1万3000メートルに生じる。秋に多い。鯖雲(さばぐも)・鱗雲(うろこぐも)・羊雲とも呼ばれ、漁夫は鰯大量の兆とする。」
とありました。ありゃ?
「いわし雲」=「さば雲」=「うろこ雲」=「ひつじ雲」
なのか。全部同じなの??
ネット検索で見てみたら、
「うろこ雲」=魚のうろこに似ているもの。
「いわし雲」=鰯の群れのように見える。この雲が大漁になる兆しとも言われる。
「ひつじ雲」=羊の群れに似ている。うろこ雲より一つ一つのかたまりが大きい、
おお、これによると、「うろこ雲」が「標準」で、それより大きいのが「ひつじ雲」、それより小さいのが「いわし雲」なのかな?つまり、
「いわし雲」<「うろこ雲」<「ひつじ雲」
なのでしょうか?
わからんなあ・・・。
「雲の種類」で検索してトップに出て来た
「10種の雲形を知ろう!」というサイトによると、
「世界気象機関」では「雲の種類」を「10種類」に分類しているそうです。それは、
「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」「高積雲」「高層雲」
「積乱雲」「乱層雲」「積雲」「層積雲」「層雲」
の10種類で、「いわし雲」「うろこ雲」「ひつじ雲」は、いずれも、
「巻積雲」
に分類されるのですね。「巻積雲」は、
「小さい白色の片が群れをなし、うろこ状またはさざ波状の形をなした雲で、陰影はなく一般に白色に見える場合が多い。大部分の雲片の見かけの幅は1度以下である。」
だそうです。うーん、やはり、それぞれの区別については記されていないなあ。


