7724「カッターシャツ」

2020 . 10 . 2

7724

 

10月1日に開かれた「爆笑問題」の太田光さんの民事裁判に、太田さん本人が出廷しました。その時の服装が、

「白のカッターシャツ」

と書かれていました、この、

「カッターシャツ」

は、たしか元は「ミズノ」が作ったスポーツ用のシャツで、名前は、

「勝った」

に由来する「元・特定商品名」だったと読んだことがあります。今は「関西方言名称」のようです。

一応『精選版日本国語大辞典』で「カッターシャツ」を引くと、

「(もと商標名。)」

とあり、「語誌」には、

(1)「勝った」のもじりで、スポーツ用品メーカー美津濃(現名ミズノ)元社長・水野利八の造語。

(2)全国的にはワイシャツと言うのが普通だが、西日本一帯ではカッターシャツとも言う。

とありました。ほらね、記憶は、正しカッター!

ですから、「白のカッターシャツ」という表現はやめて、

「白のワイシャツ」

にしたところ、元読売新聞で校閲担当のNさんから、

「『白のワイシャツ』は重複では・・・」

という指摘が入りました。たしかに「ワイシャツ」は、

「ホワイトシャツ(White shirts)」

を耳で聞いた音の、

「(ホ)ワイ(ト)シャツ」

に由来するので、本来は、

「『白のワイシャツ』は、『白の白いシャツ』となり重複」

です。しかし、いまや「白」という本来の意味は消失していて、

「青いワイシャツ」「黄色いワイシャツ」

等も「使用可」なので、まあこれは「許容」でしょう。ということで、テロップは、

×「白のカッターシャツ」→○「白のワイシャツ」

としました。

 

(2020、10、1)