10月1日に開かれた「爆笑問題」の太田光さんの民事裁判に、太田さん本人が出廷しました。その時の服装が、
「白のカッターシャツ」
と書かれていました、この、
「カッターシャツ」
は、たしか元は「ミズノ」が作ったスポーツ用のシャツで、名前は、
「勝った」
に由来する「元・特定商品名」だったと読んだことがあります。今は「関西方言名称」のようです。
一応『精選版日本国語大辞典』で「カッターシャツ」を引くと、
「(もと商標名。)」
とあり、「語誌」には、
(1)「勝った」のもじりで、スポーツ用品メーカー美津濃(現名ミズノ)元社長・水野利八の造語。
(2)全国的にはワイシャツと言うのが普通だが、西日本一帯ではカッターシャツとも言う。
とありました。ほらね、記憶は、正しカッター!
ですから、「白のカッターシャツ」という表現はやめて、
「白のワイシャツ」
にしたところ、元読売新聞で校閲担当のNさんから、
「『白のワイシャツ』は重複では・・・」
という指摘が入りました。たしかに「ワイシャツ」は、
「ホワイトシャツ(White shirts)」
を耳で聞いた音の、
「(ホ)ワイ(ト)シャツ」
に由来するので、本来は、
「『白のワイシャツ』は、『白の白いシャツ』となり重複」
です。しかし、いまや「白」という本来の意味は消失していて、
「青いワイシャツ」「黄色いワイシャツ」
等も「使用可」なので、まあこれは「許容」でしょう。ということで、テロップは、
×「白のカッターシャツ」→○「白のワイシャツ」
としました。
(2020、10、1)


