10月14日の「ミヤネ屋」で出て来た、「台湾」の人が、「中国」に対して、
「踏み絵を踏まされる」
という表現。これはOKでしたが、本来はこの、
「踏み絵を踏む行為」
のことは、
「踏み絵」
ではなく、
「絵踏(えぶ)み」
と言うそうです。つまり、
×「踏み絵をさせられる」→〇「絵踏みをさせられる」
なのだそうです。
まあ、言われてみればそうだけど、「絵踏み」というのは、なんか、慣れない感じですね。
「値踏み」
みたいです。
グーグル検索では(10月15日)、
「踏み絵」 =66万7000件
「絵踏み」 =1万3400件
「踏み絵をする」=5万3700件
「絵踏みをする」= 1980件
でした。「絵踏み」という言葉は、それほど広がっていないようですね。
ネットの「デジタル大辞泉」の「絵踏み」の2番目に、
『「踏み絵2」に同じ。[補説]もとは、踏ませた絵や像を「踏み絵」といい、踏む行為を「絵踏み」といった。踏む行為を「踏み絵」とするのは本来は誤り。』
とありました。
(2020、10、15)


