池井戸潤の最新刊『半沢直樹アルルカンと道化師』を読んでいたら、池井戸潤さんは、
「バカ」
という言葉の表記に、
「馬鹿」
ではなく、
「莫迦」
という表記を使っていました。これは、もちろん表外字です(=常用漢字ではない)。
「お釈迦様」
のような感じがしました。
そのほか、普通は、
「焼き鳥」
と書くところを、
「焼き鶏」
という表記にしているのも「おや?」と思いました。確かに、
「鶏肉」
を焼くのですから、理屈から言えば、
「焼き鶏」
ですねえ。
これまでも池井戸作品は、大体読んでいるのですが、この表記には気付きませんでした。
また読み返してみますね。
(2020、10、2)


