あす(9月16日に)組閣される「菅内閣」の閣僚(大臣)ですが、
「安倍内閣と同じ人が、引き続きそのポジションで続投する」
のは、
「留任」か?「再任」か?
に関して、けさ「ミヤネ屋」のNディレクターから質問を受けました。
「一般的には同じ意味で使われる」
が、今回は、
「内閣が代わる(総理大臣が代わる)」
ので、
「そのまま留まる=留任」
というよりは、
「再び同じポジションに任じられる=再任」
だろうということで「大臣」は「再任」になりました。
(「自民党4役」は、パネルで「続投」と「新」ということになりました)
日テレの昼の「ストレイトニュース」も、
「再任」
でした。
午後になって、「用語統一」として東京のOデスクからも
「『再任』で」
と連絡がありました。夕方の日テレ「every.」も「再任」でした。
ちなみに、きょう(9月15日)の朝刊各紙は、
(朝日)【1面】党役員=「再任」、麻生副総理=「再任」
【2面】二階幹事長・森山国対委員長=「留任」
(毎日)二階・森山=「続投」、麻生=「留任」
(産経)二階=「留任」、森山・麻生=「続投」
(日経)二階・麻生=「再任」
で「再任」は「朝日」と「日経」。「読売」は関連の記事が見当たりませんでした。
夕刊を見たら、
(読売)麻生・茂木・赤羽・武田・橋本大臣=「再任」、森山・二階(党役員)=「続投」
(朝日)二階・森山=「再任」
(毎日)二階【表】=「留任」【リード】=「続投」、森山=「続投」
麻生(など大臣)=「再任」
(産経)森山=「留任」
(日経)二階・麻生=「再任」
ということで、「再任」は「朝日・日経」に加えて「読売」も。「留任」を使っているのは「産経・毎日」でした。
「投」
という表現も「読売・毎日」が使っていますが、「読売」は田村元・厚労相に、
「再登板」
を使っていました。なんで、
「野球のピッチャー」
にたとえるのでしょうね?
あと、「官房長官」を「女房役」と、けさの「スッキリ」で橋本五郎さんがフリップで紹介していましたが、これもよく「キャッチャー」のことを「女房役」と言いますから、
「野球と政治の言葉の関係」
を調べると、おもしろいかもしれませんね。
いま(9月15日の)NHKの午後7時のニュースでは、
「森山国対委員長」=「続投」
「萩生田文科相」 =「再任」でした。


