大学時代のグリークラブの友人が、フェイスブックでほぼ毎日「おすすめの曲」を紹介してくれます。先日はチャイコフスキー作曲の、
「くるみ割り人形」
を紹介してくれました。有名な曲ですね。そのジャケットの写真を見ていたら、曲名が英語で書かれていました。
「Nutcracker Suite」
「くるみ割り人形」は英語で「Nutcracker Suite(ナット クラッカー)」か。「人形」は別として「くるみ割り」は直訳だな。そして、その後ろの単語にも目が留まりました。
「Suite」
あ、そうかこれは、
「組曲」
ということだな。そして、男性ビジネスマンの仕事用の洋服、
「スーツ(Suites)」
とも同じ単語だ。また、ホテルの、
「スイートルーム(Suiteroom)」
の「スイート」とも同じ単語です。
日本語の訳語だけを見ていると、一見
「組曲」「洋服のスーツ」「ホテルのスイートルーム」
には何の「つながり」も無いように見えますが、
「ひとつながりの・ひとつづきの」
という意味が共通なのですね!
そういえば、「婦人服」の「女性のビジネス用の服のブランド」で、
「組曲」
と名付けられたブランドがありましたが、あれは英語で言えば、
「スーツ」
になるので、そこが「掛け言葉」になっていたのか!
「なんで『組曲』なんだろう?」
って、いつもお店の前を通るたびに思っていたのです。なんか「音楽の感じ」が良いな、とは思っていましたが。謎が解けた。勉強になりました!
(2020、9、30)


