7701「停車場の読み方」

2020 . 9 . 11

7701

 

9月8日、俳優の伊勢谷雄介容疑者が、大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕されました。その伊勢谷容疑者と、女優の吉永小百合さんが出演している映画、

『いのちの停車場』

「場」の読み方ですが、「ウィキペディア」によると、

「『映画』は『ていしゃば』だが『原作の本』は『ていしゃじょう』」

だと書かれているのです。本当かな?普通は、

「ていしゃば」

ですよね?私ら世代だと、石橋正次さんの歌う、

「夜明けの停車場」

よいう曲は、

「ていしゃば」

だったし、奥村チヨさんの「終着駅」の歌詞の中に出て来るのも、

「落ち葉が舞い散る 停車場(ていしゃば)に」

だったし、石川啄木の短歌、

「ふるさとの 訛(なまり)なつかし停車場(ていしゃば)の

 人ごみの中に そを聴きにゆく」

「ていしゃば」です。

これは『広辞苑』の「ていしゃば」の用例としても載っています。

もっとも、その用例以外は「空見出し」「ていしゃじょう」を見よ、となっているのですが。

ネット検索しても、それ以上出て来ません。これは、

「本の奥付のルビ」

を確認しなくては!と、さっそく本屋さんに向かい購入、「奥付」を見てみたら・・・

「フリガナがない」

これでは正解がわかりません・・・。

本の出版元は「幻冬舎」。ということで、「ミヤネ屋」にもパネリストとしてご出演頂いている、

「幻冬舎・専務取締役の舘野晴彦さん」

にスタッフから聞いてもらうことにしました。いま、返事待ちです!

 

(2020、9、11)