9月8日、俳優の伊勢谷雄介容疑者が、大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕されました。その伊勢谷容疑者と、女優の吉永小百合さんが出演している映画、
『いのちの停車場』
の「場」の読み方ですが、「ウィキペディア」によると、
「『映画』は『ていしゃば』だが『原作の本』は『ていしゃじょう』」
だと書かれているのです。本当かな?普通は、
「ていしゃば」
ですよね?私ら世代だと、石橋正次さんの歌う、
「夜明けの停車場」
よいう曲は、
「ていしゃば」
だったし、奥村チヨさんの「終着駅」の歌詞の中に出て来るのも、
「落ち葉が舞い散る 停車場(ていしゃば)に」
だったし、石川啄木の短歌、
「ふるさとの 訛(なまり)なつかし停車場(ていしゃば)の
人ごみの中に そを聴きにゆく」
も「ていしゃば」です。
これは『広辞苑』の「ていしゃば」の用例としても載っています。
もっとも、その用例以外は「空見出し」で「ていしゃじょう」を見よ、となっているのですが。
ネット検索しても、それ以上出て来ません。これは、
「本の奥付のルビ」
を確認しなくては!と、さっそく本屋さんに向かい購入、「奥付」を見てみたら・・・
「フリガナがない」
これでは正解がわかりません・・・。
本の出版元は「幻冬舎」。ということで、「ミヤネ屋」にもパネリストとしてご出演頂いている、
「幻冬舎・専務取締役の舘野晴彦さん」
にスタッフから聞いてもらうことにしました。いま、返事待ちです!
(2020、9、11)


