8月15日、ヤクルト・スワローズの小川泰弘投手(30)が、横浜DeNAベイスターズ戦で、
「ノーヒットノーラン」
を達成しました。試合は、ヤクルトが9対0で勝ちました。
この「ノーヒットノーラン」のことを最近、
「ノーノー」
と略す表記を、時々見かけます。今回、各新聞はどうだったか?
試合の翌日8月16日付の「見出し」を見ると、
(読売)小川 ノーヒットノーラン
(朝日)小川 無安打無得点
(毎日)小川 無安打無得点
(産経)小川 無安打無得点
(日経)小川 無安打無得点
ということで、「読売新聞」が「ノーヒットノーラン」を使っている以外は見事に
「無安打無得点」
という「漢字6文字」でした。「ノーヒットノーラン」は「9文字」なので、「無安打無得点」のほうが「3文字少ない」ので、見出しには好都合なのでしょうね。でも「ノーノー」だと「4文字」しかないので「見出しにはもってこい」なのですが、一般紙のスポーツ面では使っていませんでした。
「スポーツ紙」も見ましょう。
(サンスポ)ノー(ヒット)ノー(ラン) ※( )内は小さな文字
(デイリー)ノー(ヒット)ノー(ラン) ※( )内は小さな文字
(スポニチ)ノーヒッター
(スポーツ報知)ノーヒット ノーラン
ということで、「サンスポ」と「デイリー」が、
「ノーノー」
に見えるようなデザインの見出しでした。「スポニチ」は、一般紙には見られなかった、
「ノーヒッター」
という表記でした。これだと「6文字」です。「無安打無得点」と文字数は同じです。
あ、「日刊スポーツ」を調べるの忘れた!「日刊スポーツ」はネット記事で、
『西武高橋光成4勝目、ノーノー途切れ「ショック」』(9月1日21時38分)
というがありましたから「ノーノー」、使っていますね。
また、「スポニチ」のネットニューも、
「さすがショートスターター“申し子”だ!日本ハム 加藤5回ノーノーから0封リレーで快勝」(9月4日午前5:30)
と「ノーノー」を使っていましたから、たぶんスポーツ紙が「ノーノーの出元」かな?
Google検索では(9月4日)、
「ノーノー」=181万件
「ノーノー、ノーヒットノーラン」=37万7000件
でした。


