令和ことば事情7701「停車場の読み方」の続きです。
大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕された俳優の伊勢谷雄介容疑者が、女優の吉永小百合さんと一緒に出演している映画、
『いのちの停車場』
の「場」の読み方が、「ウィキペディア」によると、
「『映画』は『ていしゃば』だが『原作の本』は『ていしゃじょう』」
だと書かれている問題。
本の「奥付」を見れば「振り仮名」が振ってあるのではないか?と思い、購入して見てみましたが、「振り仮名」はありませんでした。
本の出版元は「幻冬舎」。そこで、「ミヤネ屋」にもパネリストとしてご出演頂いている、
「幻冬舎・統括編集長の舘野晴彦さん」
に近しい「ミヤネ屋」スタッフ・Iさんから、舘野さん聞いてもらいました。
実は、舘野さんも詳しいことはご存じなくて(偉いさんだから)、わざわざ担当スタッフに聞いてくださったそうです。それによると、
「映画も原作本も、読み方は『ていしゃば』」
とのことです。そうすると「ウィキペディア」の記述が間違っていたのですね。
「ていしゃば」
で、ホッとしました。
(2020、9、15)


