フェイスブックで、同期のWOWOWスポーツアナウンサーの柄沢君と話していたら、
「僕は使わないようにしているけど、『すらす』という言葉もサッカーで出て来るね」
「『すらす』?聞いたことないな。どういう意味?」
「『フリック』という意味」
「『フリック』もわからない・・・。」
「ヘディングでボールの方向を変える。『擦る』からきているのかな。」
「ああ、『擦る』で『擦らす』か!それは聞いたことがあるかもしれない。ヘディングで方向を変えるといっても、ちょっとだけ触って少しだけコースを変える感じだよね」
「そうそう。もしかしたら、サッカー王国・静岡の方言かも。」
「なるほど、その可能性もあるかもね。」
という会話になりました。
翌日、たまたま会社で会った、静岡・藤枝出身の後輩(同年輩)に聞いてみたのですが、
「いやあ、僕は知らないですね。」
とのこと。意味を説明すると、
「ああ、そう言われると意味はわかりますが、使わないですね」
ということでした。
「フリック」は、こすると書いた文字が熱で消える、
「フリクションペン」
の「フリック」ですよね。「フリクションペン」も私は使いませんが。
グーグル検索では(8月20日)、
「すらす」 =2万8300件
「ボールをすらす」= 444件
でした。「2004年8月」の「ヤフー知恵袋」で質問に出ているので、その頃から使われ始めたのですかね?
(2020、8、20)


