友人とのフェイスブックのやり取りの中で、
「伊豆シャボテン公園」
という名前の公園が出て来ました。この、
「シャボテン」
というのは、普通は、
「サボテン」
と言いますよね。あれ?「サ」と「シャ」が「両方ある外来語」としては、
「シャボン」
がありますね。「シャボン玉」の「シャボン」です。これも、
「サボン」
という形がありますよね。意味は、
「石けん」
です。たしか、
「ポルトガル語」
だったのでは?
そう言えば「サボテン」と言えば「メキシコ」。でもメキシコで使われているのは、
「スペイン語」
ですよね。「サボテン」「シャボテン」は、一体「何語」なんでしょうか?
調べてみたら、
「16世紀に、南蛮の宣教師が植物の『サボテン』を持ち込み、衣服や布の汚れを拭き取ったり洗ったりするのに、サボテンの樹液を『シャボン(石けん)』のように使ったことから、植物の『サボテン』のことを、『シャボン体(しゃぼんてい)』と呼んだ。」
と。それが「サボテン」の語源になったというのです。
つまり「石けん」の「シャボン」が先なのか!
『広辞苑』も、ポルトガル語の「シャボン」に「手」が付いて、
「仙人掌(サボテン)」
という表記になったと記しています。
「シャボン」は、以前「ポルトガル語由来」と言われていましたが、最近は「スペイン語由来」と言われているそうです。
なんか、みんな、繋がっているなあ。
(2020、8、28)


