7675「地獄み・ゴージャスみ・本州み」

2020 . 8 . 27

7675

 

2019年3月26日に書き始めました。

「〇〇み」

という言葉の使い方、私はしませんが、NHK放送文化研究所の塩田雄大さんが気に入って、盛んに取り上げていました。たしかに、よく見かけるようになったので、一応書き残しておきます。

「2018年9月23日」にツイッターで見かけた「ニャンボスさん」という方の表現に、こういうのがありました。

「同調圧が如何なものかという問いかけに同調圧で返してくるのは『地獄み』がある」

この、

「地獄み」

というのは初めて見ました。これは言い換えるなら、

「地獄のような苦しみ」

でしょうか?

「2018年10月5日」には「BuzzFeed Japan(バズ・フィードジャパン)」のツイッターで、

「わかりみが深い・・・。」

という「〇〇み」ではよく使われる表現が出て来ました。これは言い換えると、

「わかりやすさ・親しみやすさ」

なのかな?ちょっと違うかな?

そして、そのころ読んだ、元TBSアナウンサーの雨宮塔子さんが書いた言葉のコラムで、

「ゴージャスみ」

という言葉を見かけました。フランスでは使うのかな?これなんかは従来、

「ゴージャスさ」

と使っていたと思います。

2019年11月6日には、日本テレビの『こんくら』こと『今夜くらべてみました』という番組で、

「パソコンのシール外した後が『本州み』がありますね。」

という発言がありました。これは絶対、使わないな。「さ」に置き換えて「本州さ」とは言えないものね。あえて言い換えるなら、

「本州らしさ」

でしょうか?

何でもかんでも「〇〇み」にしますね。

一応、グーグル検索(8月27日)。

「地獄み」   =  2万4800件

「地獄みがある」=    3790件

「わかりみ」  =171万0000件

「わかりみがある」=90万4000件

「ゴージャスみ」=    1290件

「ゴージャスみがある」=  135件

「本州み」   =    1920件

でした。「わかりみ」が使われているのは知っていたけど、「地獄み」も結構、使われているんだな。そして、

「本州みがある」

は、私が見た『今夜くらべてみました』の、

「1件のみ」

でした!これはスゴイな、「1件」って!

 

(2020、8、27)