日本テレビの土曜夜のドラマ『未満警察~ミッドナイトランナー』も、いよいよ大詰め。
連続殺人犯の手掛かりとして、
「スコップ男」
という言葉が出てきました。たしかこの、
「スコップ」
は「凶器」であり、また「遺体を埋める際に使用している」という“感じ”でした。(いや全部ちゃんとは見ていないので・・・)
実は「関西」では「スコップ」は、
「園芸用の移植ごての小さい物」
を指します。これに対して「関東」では、
「工事用の穴を掘る道具。金属部分の上が平になっていて足を掛けることができる大きな物」
を「スコップ」としています。これは「関西」では、
「シャベル」
と呼びます。つまり、
「関西と関東では逆」
なんですね。この場合の「スコップ男」の舞台は関東(神奈川県?)のようなので、
「大きな工事用のスコップ」
を使った男ですが、関西人は、
「小さいスコップ」
をイメージしているかもしれませんね。
「平成ことば事情4370スコップとシャベル」もお読みください。
(2020、8、31)


