フェイスブックを見ていたら、中国地方の牛乳パックの写真が載っていました。
そこには、
「パスチャライズ牛乳」
という文字が書かれていました。初めて見た言葉です。調べてみたらこの、
「パスチャライズ牛乳」
とは、
「低温殺菌牛乳」
のことだそうです。それなら昔から、小学校のときから知っています。
たしか「高温殺菌」は「100℃で2秒」とかですが、「低温殺菌」は「60℃で2分」とかではなかったですかね?調べよう。
「低温殺菌牛乳とは」で検索して、最初に出て来た「タカナシ乳業株式会社」のサイトによると、
https://www.takanashi-milk.co.jp/feature/ltlt.html
「連続式低温殺菌」=65℃~68℃で30分
「高温保持殺菌」 =75℃以上で15分以上
「高温短時間殺菌」=72℃以上で15秒以上
「超高温瞬間殺菌」=120℃~150℃で1~3秒
ということでした。「低温」は、「温度」は大体合ってたけど、「時間」は全然違いました。思っていたより「ずっと長く殺菌する」んですね。
このサイトによると、
「超高温殺菌牛乳と呼ばれる120℃~150℃で1~3秒の殺菌方法は、栄養成分は変わらないが、タンパク質が変性し、風味が変化する。一方、低温殺菌は自然の甘みがあり、スッキリおいいしい」
のだそうです。今度飲むときはそんなことも考えながら味わってみよう!
そしてこの、
「パスチャライズ」
というのは、
「パスチャライゼーション(pasteurization)」
からきています。これは食品等の「加熱殺菌法」のうち、
「摂氏100℃以下の温度で行う方法」
をいうそうで、最初に導入したのは、1866年に「微生物学の祖」である、
「ルイ・パスツール」
と「クロード・ベルナール」によって、ワインの殺菌法として導入されたそうです。
おお、パスツール!だから「パスチャライズ」か!!つまり、
「パスツール式」
という意味ですね!こんなところに名前が残っているのか。
それにしても最近、牛乳飲んでいないなあ・・・。


