7664「パスチャライズ牛乳」

2020 . 8 . 20

7664

 

フェイスブックを見ていたら、中国地方の牛乳パックの写真が載っていました。

そこには、

「パスチャライズ牛乳」

という文字が書かれていました。初めて見た言葉です。調べてみたらこの、

「パスチャライズ牛乳」

とは、

「低温殺菌牛乳」

のことだそうです。それなら昔から、小学校のときから知っています。

たしか「高温殺菌」は「100℃で2秒」とかですが、「低温殺菌」は「60℃で2分」とかではなかったですかね?調べよう。

「低温殺菌牛乳とは」で検索して、最初に出て来た「タカナシ乳業株式会社」のサイトによると、

https://www.takanashi-milk.co.jp/feature/ltlt.html

「連続式低温殺菌」=65℃~68℃で30分

「高温保持殺菌」 =75℃以上で15分以上

「高温短時間殺菌」=72℃以上で15秒以上

「超高温瞬間殺菌」=120℃~150℃で1~3秒

ということでした。「低温」は、「温度」は大体合ってたけど、「時間」は全然違いました。思っていたより「ずっと長く殺菌する」んですね。

このサイトによると、

「超高温殺菌牛乳と呼ばれる120℃~150℃で1~3秒の殺菌方法は、栄養成分は変わらないが、タンパク質が変性し、風味が変化する。一方、低温殺菌は自然の甘みがあり、スッキリおいいしい」

のだそうです。今度飲むときはそんなことも考えながら味わってみよう!

そしてこの、

「パスチャライズ」

というのは、

「パスチャライゼーション(pasteurization)」

からきています。これは食品等の「加熱殺菌法」のうち、

「摂氏100℃以下の温度で行う方法」

をいうそうで、最初に導入したのは、1866年に「微生物学の祖」である、

「ルイ・パスツール」

と「クロード・ベルナール」によって、ワインの殺菌法として導入されたそうです。

おお、パスツール!だから「パスチャライズ」か!!つまり、

「パスツール式」

という意味ですね!こんなところに名前が残っているのか。

それにしても最近、牛乳飲んでいないなあ・・・。

 

(2020、8、20)