テレビを見ていたら「野菜」の番組をしていました。(そんな番組、あるんだ!)
その中で、こんなことを言っていました。
「長野県原村では『セロリ』のことを『セルリー』と呼ぶ」
訛っているだけかと思ったら、違うみたいです。
ネット検索してみると、JA長野のサイトに、
https://www.iijan.or.jp/oishii/products/vegetable/post-2371.php
「長野県では、アスパラガス、レタスに続いて、セルリーの出荷も始まっています。『・・・ん!?セルリー?』と思われた方、そう、セロリのことです。県内のセロリ栽培には100年以上の歴史があるといわれていますが、セロリが入って来た当時から生産者はフランス語なまりで『セルリー』と呼んでいるんです。」
訛りは訛りでも、
「フランス語訛り」
だったのですね!「野菜情報サイト・野菜ナビ」には、
https://www.yasainavi.com/zukan/celery.htm
「セロリは『セルリー』や『セルリ』『セロリー』とも表記され、和名は『オランダ三つ葉』といいます。」
とありました。
国語辞典を引くと、『三省堂国語辞典』『広辞苑』でも「セルリー」は「空見出し」で載っていました。
『明鏡国語辞典』『新明解国語辞典』には「セロリ」しか載っていませんでしたが、『旺文社標準国語辞典』は「セロリ」の説明文の中に「セルリー」も記されていました。
ヤフー検索では(7月30日)、
「セロリ」 =1170万0000件
「セルリー」= 21万2000件
でした。
(2020、7、30)


