新聞に載っている囲碁と将棋の「大盤解説」などで使われる「盤面」に振られた数字の向きが、
*「将棋」=右上が起点で、左横へ向かって「洋数字」、右下へ向かって「漢数字」
*「囲碁」=左上が起点で、右横へ向かって「洋数字」、左下へ向かって「漢数字」
つまり、
「将棋」は「縦書きの思想」
「囲碁」は「横書きの思想」
なのではないかと思いました。
発祥の地は、中国かインドか。
あ、でもよく考えたら、実際に使う「盤」には、数字は書かれていないわけで、
「大盤解説などで使うために振られている」
わけです。つまり元々は、
「記録用」
ですね。そうは言っても、実際にその手を指した・打った場合には、その場所を示す(棋譜)のに棋士の皆さんも使っていると。また、当然ですが「その数字」は、
「将棋」は「マス目」に、
「囲碁」は「線」に振られているわけですね。
「将棋」は「マス目の中」に駒を指し、「囲碁」は「縦線と横線の交点」に石を打つわけですからね。ここは大きな違いです。
囲碁も将棋もやらなくなって、もう何十年も経つので、こういう点には、ふだんなかなか気付かないものですねえ。
(2020、7、16)


