先日の豪雨災害の被害に遭った、
「岐阜県下呂市」
お見舞い申し上げます。
「下呂」=「げろ」
と読みますね。「下呂温泉」は有名です。
以前から、なんで「げろ」なんだろう?と思っていたのですが、今回の豪雨災害に遭った地域の地名の一つに、
「中呂」
という所があるのに気づきました。
「ちゅうろ」
と読みます。ということは、もしかして
「上呂」
もあるのではないか?と調べたら、ありました!
地元の人にとっては何の不思議もないことでしょうが、「下呂温泉」しか知らない者としては、これは発見でした。
つまり「呂」という地域に流れる川の上流から順に、
「上呂・中呂・下呂」
なのかもしれませんね!ネット検索すると、
「歴史の旅人celaのブログ」
https://ameblo.jp/celadom/entry-10911794321.html
というブログがあって、そこには、
『東山道飛騨支路の駅家である、上留駅(かみとまり)と下留駅(しもとまり)から変化して来たもので、上呂は「かみとまり」が音読みとなり「じょうる」そして「じょうろ」となり、「しもとまり」がこれも音読みになって「げる」それから「げろ」となったようです。中呂はこれらの間であとからついた地名と思われます。』
と記されていました。また、「飛彈地名考~じょうろ、ちゅうろ、げろ」というサイトでは、
http://www.ctk.ne.jp/~yamamoto/hida_dialect/chimei/joro.html
『ネット情報 http://www.jtb.co.jp/kokunai/onsen/gero下呂の由来を信ずる限りは古代から、上呂・中呂・下呂の名前があったのであろうし、また三者共にかみ・なか・しもの留まり駅が語源なのでしょうね。下の留駅が下呂になった事に引きずられて上留・中留という言葉を経て上呂・中呂になったという事でしょうか。あり得ない話でもなさそうですね。因みに上呂は萩原の少し川上、中呂は少し川下です。つまり上流から下流へ上呂、中呂、下呂は等間隔位地です。』
とありました。この地域の、一日も早い復旧・復興を祈ります!


