「棋聖戦」でタイトルに王手をかけ、「王位」にも挑むという快進撃を続ける、将棋の
「藤井聡太七段(17歳)」
その師匠に当たる杉本昌隆八段が、6月29日放送の「ミヤネ屋」のVTRの中で、藤井七段を称して、
「彼は『じょうせき』にはないような手を指してきますから」
と言っていました。
この「じょうせき」を、最初、ディレクターが発注したテロップでは、
「定石」
と書かれていたのを見て「おや?」っと思いました。
というのは、「定石」は「石」が入っていますから、
「囲碁」
の用語ではないか?「将棋」の駒は「石」ではなく「木」ですから「定石」とは言わないのではないか?と思ったのです。
自慢ではありませんが、「将棋」は子どもの頃、小学生の時にしかやっておらずもう忘れてしまいましたし、「囲碁」も高校の頃にちょっとかじっただけなので、ほぼ「知らない」に近いのです。自慢ではありません。
でも「何かおかしい」と思って調べたところ、「将棋」も囲碁と同じく、
「じょうせき」
と言うのですが、漢字表記は、
「定跡」
だったのです!これに気付いたので、ちゃんと直すことができました!これは自分で自分をほめたいです。
今後また藤井七段のニュースは続くでしょうから、「囲碁」の「定石」と間違わなよう、スタッフ全員に、
「囲碁(以後)気を付けましょう!」
とメールで知らせたのでした。
(2020、7、1)


