きょう(6月26日)お昼の「ストレイトニュース」で出て来た石川県の、
「医王山」
という山。この読み方は、
「いおうぜん」
と読むようです。
「石川・金沢市と富山・南砺市にまたがる標高939mの山」
なんだそうです。
「山」と書いて「せん」「ぜん」と読む山は少ないですが、時々あります。
西日本の有名どころでは、
・「大山(だいせん)」(鳥取)
・「蒜山(ひるぜん)」(岡山・鳥取)
・「氷ノ山(ひょうのせん)」(兵庫・鳥取)
などがありますね。あれ?全部、
「鳥取県」
にある山だな。あ、もしかしたら、
「仏教伝来」
のルートが、朝鮮半島から日本海を経て「鳥取県側」にまず伝わって、そこで見えた高い山が、「山岳仏教(密教)」との関わりで、
「〇〇山(せん・ぜん)」
と名付けられたのではないか?
実在する「〇〇山(せん・ぜん)」という名前の山は、
「日本海側に多い」
のではないでしょうか?この辺は、網野善彦さんの本を読んだら出て来るかも。
「平成ことば事情0164山(せん)」に、実は20年前に書いていました。
お読みください。
(2020、6、26)


