6月29日の「ミヤネ屋」で、将棋の藤井聡太七段が棋聖戦で2連勝し、王手をかけたというニュースをお伝えしました。その際にナレーターのFさんとHディレクターから、読み方に関して質問を受けました。
「『完璧手』という言葉が出て来るんですが、この『手』の読み方は『テ』でしょうか?それとも『シュ』でしょうか?」
「うーん『テ』じゃないのかな?『指し手(て)』のことでしょう?」
「でも『悪手』は『アクシュ』って言いますよね?」
「え?『悪手』は『アクテ』じゃないの?」
と言いながら国語辞典を引くと、ことごとく、
「アクシュ」
でした。さらにHディレクターが、
「『疑問手(シュ)』という言葉は、よく耳にするんですけど・・・」
と言います。そこで他の将棋の「〇〇手」を調べたら、「将棋用語」のサイトに、
「疑問手(シュ)」
というのが載っていました。
ということで、この「完璧手」もそれに従って、
「完璧手(シュ)」
としました。
(2020、6、30)


