「やわらかい」
という言葉を漢字で書くと
「柔らかい」「軟らかい」
の「2通り」ありますが、使い分けが結構、難しいです。
『新聞用語集2007年版』をみると、
*「柔らかい」=(剛の対語)身のこなしが柔らかい、物柔らかな態度、
柔らかな布地、柔らかな心、柔らかな手触り
*「軟らかい」=(硬の対語)大根を軟らかく煮る、土質が軟らかい、
文章が軟らかい、軟らかい炭、軟らかい話、軟らかい木材
大体分かりますが、やはり難しい。ある日突然、アイデアが浮かびました。
*「柔らかい(・剛)」には「プラス評価」がある。
*「軟らかい(・硬い)」には「評価がなく、客観的状況」。
もう一つの「かたい」である、
*「堅い」は、「プラス評価」も「マイナス評価」もある。
ということで、いかがでしょうか?
それにしても「かたい」が「硬・堅・剛」と「3種類」あるのに、なぜ「やわらかい」は「柔・軟」の2種類しかないんでしょうね?
(2020、6、17)


