後輩がフェイスブックに、ちょっと変わった写真をUPしていました。近所で見かけたというその写真には、「1匹のヘビ(シマヘビ)」が写っていましたが、そのヘビは、
「自分の口で、自分のしっぽをくわえた形、つまり『輪』になった姿」
で死んでいたのです。ちょっとグロテスク。
しかし私は、何か哲学的なものをその姿から感じました。自分で自分のしっぽを食べようとする・・・エッシャーのだまし絵のような「輪廻」のようなものを感じたのです。
そうしたらその投稿に関して、別の後輩が、
「ウロボロスですね」
と書き込みました。「ウロボロス」?聞いたことがあるような、ないような…ウロオボエ。
ということで検索したら、ウィキペディアが最初の方に出て来ました。
『語源は、「尾を飲み込む(蛇)」の意の「古代ギリシア語: (δρακων)ουροβóρος」(〈ドラコーン・〉ウーロボロス)。その後は、同じく「尾を飲み込む蛇」の意の「ギリシア語: ουροβόρος όφις」(ウロヴォロス・オフィス)と表現する。』
と、とっても難しいけど、たしかに、
「尾を飲み込む(蛇)」
とありました!
そしてそれより驚いたのは、「ウロボロス」というタイトルの「漫画」があり、それを原作とした「テレビドラマ」が2015年にTBSで放送されたそうなのです。
そのドラマの主演は「生田斗真」さん、そして共演していたのが「清野菜奈」さんだったのです!そう、ついこの間、結婚を発表した二人が共演したのが、この「ウロボロス」というドラマだったのですね!ということは、これは「吉兆」なのかも?
ウィキペディアには「ウロボロス」の「象徴的意味」も書かれていました。それによると、
・「世界創造が全であり一である」「完全性」「世界の霊」(古代後期のアレクサンドリアなどヘレニズム文化圏)
・「相反するもの(陰陽など)の統一」(錬金術)
・「人間精神(プシケ)の元型」(カール・グスタフ・ユング)
といった「象徴」のほか、
「循環性(悪循環・永劫回帰)」
「永続性(永遠・円運動・死と再生・破壊と創造)」
「始原性(宇宙の根源)」
「無限性(不老不死)」
「完全性(全知全能)」
といったものも象徴しているそうです。


