端的に言うと、「さんざん回りの人を振り回しておいて平気な顔をしている人は、自己愛が強く、自己中心的。自分自身の目的を達成するためになら、他人を不当に利用しても許されると思っている。」

ということで、その特徴は92～93ページの「１０項目」に集約されると思う。

（１）自分自身の過大評価

（２）自分は何でもできるという万能感。

（３）自分は特別という特権意識。

（４）強い支配欲求。

（５）自分が決めたルールにしか従わず、しかもマイルールを他人に押し付ける傲慢さ。

（６）自分のものの見方や価値観を他人に押し付ける強引さ。自分は絶対に正しいと思い込んでいる。

（７）欲求不満を処理する能力の低さ。

（８）自分の言動が他人にどのような影響を及ぼすかという想像力の欠如。

（９）打算的。損得勘定だけで動く。

（１０）誰よりも優れていることを認めてほしいとい商人欲求。そのためなら経歴や業績に関して嘘をつくこともいとわない。

あれあれ？誰かの顔が浮かんで来たんじゃありませんか？しかも何人も。

その中に自分の顔がないか、私もよく考えてみようっと。