7444「都道府県と都府県」

2020 . 5 . 8

7444

 

 

4月7日の時点で「緊急事態宣言」が出されたのは、

「東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都府県」

でしたが、当初この、

「7都府県」

のことを、

「7都道府県」

と書いて発注してくるディレクターが多かったのです。

「『北海道』が入っていないから、『都道府県』ではなく『都府県』だろ!」

というと、「あ、そうか」とわかるみたいですが、どうやら彼らは、

「『都道府県』という言葉は『ひと塊』だと思っている」

ようなのです。

分かっている人には説明の必要はないと思いますが、当然、

「都」(東京都)

「道」(北海道)

「府」(大阪府・京都府)

「県」(上記以外の43県)

ですから、具体的な「都」「道」「府」「県」に合わせて、表記の違う組み合わせとしては、

1=「都」「道」「府」「県」

2=「都県」「道県」「府県」「都道」「都府」「道府(「府道」)」

3=「都道府」「都道県」「都府県」「道府県」

4=「都道府県」

があり、「1(単独)のもの」と「4(都道府県)」を除くと、

「11種類の組み合わせ」(順番は問わず。道浦調べ。抜けているかも・・・)

があるので、状況に応じて、ちゃんと使い分けないといけませんね。

 

(2020、5、7)