4月7日の時点で「緊急事態宣言」が出されたのは、
「東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都府県」
でしたが、当初この、
「7都府県」
のことを、
「7都道府県」
と書いて発注してくるディレクターが多かったのです。
「『北海道』が入っていないから、『都道府県』ではなく『都府県』だろ!」
というと、「あ、そうか」とわかるみたいですが、どうやら彼らは、
「『都道府県』という言葉は『ひと塊』だと思っている」
ようなのです。
分かっている人には説明の必要はないと思いますが、当然、
「都」(東京都)
「道」(北海道)
「府」(大阪府・京都府)
「県」(上記以外の43県)
ですから、具体的な「都」「道」「府」「県」に合わせて、表記の違う組み合わせとしては、
1=「都」「道」「府」「県」
2=「都県」「道県」「府県」「都道」「都府」「道府(「府道」)」
3=「都道府」「都道県」「都府県」「道府県」
4=「都道府県」
があり、「1(単独)のもの」と「4(都道府県)」を除くと、
「11種類の組み合わせ」(順番は問わず。道浦調べ。抜けているかも・・・)
があるので、状況に応じて、ちゃんと使い分けないといけませんね。
(2020、5、7)


