7418「マンチキン」

2020 . 4 . 28

7418

 

 

映画「オズの魔法使」を見ました。これ、「1939年」(昭和14年)の映画なんですね!カラーです。80年以上前の、「戦前」の映画ですが。

主人公のドロシーは、おばさん・おじさんと一緒にカンザス州に住んでいます。(両親と、ではない。なぜなんだろう?)

そして、そこに「ツイスター」(竜巻)がやって来て、家ごと吹き飛ばされてしまいます。

着いた先は、

「マンチキンの国」

音の響きから何となく、

「満州国」

を連想させますが、時代的に。「マンチキン」というのは「小人の名前」でした。

それを見てすぐに思ったのは、映画の、

「チャーリーとチョコレート工場」

で出て来る小人のことです。そちらは、

「ウンパルンパ」

でしたね。ちょっと「マンチキン」と言葉(名前)の雰囲気が似ている気がします。

そして、ドロシーはカンザスの家に帰るために「オズの魔法使い」に会おうと、「魔法の赤い靴」を履いて「黄色いレンガの道」をたどって「エメラルドの都」を目指します。

「赤・黄・エメラルド(緑)」

信号機か!

その途中でお供となる、

「脳みそのないカカシ」

が出て来ます。何も決められない。脳みそがないから。脳みそのないやつほどおしゃべりだ。私は脳ミソのないダメなカカシさ。

次に出て来るのは、

「すぐに錆びるブリキの人形」

そして最後に出て来るのは、

「弱虫のライオン」

3人のお供と一緒に、エメラルドの都へ!

って、あれ?これは、

「桃太郎」

ではないのか?「犬・猿・雉」をお供に鬼が島へ!

おんなじですね!

エメラルドの都の塔が、まるでニューヨークの摩天楼のように、今ならUAE・ドバイの摩天楼のように見えてきた時、一面の、

「ケシの花畑」

に着き、ドロシーと弱虫ライオンは急に眠くなってきて倒れます。カカシとブリキ男は平気です・・・これって、

「アヘン」?

幻覚を見ているの?

まあ、その後いろいろあって、赤い靴のかかとを3回鳴らして唱えると、カンザスの家に着く(最初から教えてよ!魔法使いの意地悪!!)・・というか、既に家のベッドの上でうなされている・・・「夢落ち」かい!!

そして最後に繰り返されるセリフは、

「家ほど良い所はない」

あ、そうか、NHK教育テレビ(Eテレ)が「緊急事態宣言」が出されているこの時期に、この映画を放送した理由は、これか!

「ステイ・ホーム!」

 

(2020、4、28)