映画「オズの魔法使」を見ました。これ、「1939年」(昭和14年)の映画なんですね!カラーです。80年以上前の、「戦前」の映画ですが。
主人公のドロシーは、おばさん・おじさんと一緒にカンザス州に住んでいます。(両親と、ではない。なぜなんだろう?)
そして、そこに「ツイスター」(竜巻)がやって来て、家ごと吹き飛ばされてしまいます。
着いた先は、
「マンチキンの国」
音の響きから何となく、
「満州国」
を連想させますが、時代的に。「マンチキン」というのは「小人の名前」でした。
それを見てすぐに思ったのは、映画の、
「チャーリーとチョコレート工場」
で出て来る小人のことです。そちらは、
「ウンパルンパ」
でしたね。ちょっと「マンチキン」と言葉(名前)の雰囲気が似ている気がします。
そして、ドロシーはカンザスの家に帰るために「オズの魔法使い」に会おうと、「魔法の赤い靴」を履いて「黄色いレンガの道」をたどって「エメラルドの都」を目指します。
「赤・黄・エメラルド(緑)」
信号機か!
その途中でお供となる、
「脳みそのないカカシ」
が出て来ます。何も決められない。脳みそがないから。脳みそのないやつほどおしゃべりだ。私は脳ミソのないダメなカカシさ。
次に出て来るのは、
「すぐに錆びるブリキの人形」
そして最後に出て来るのは、
「弱虫のライオン」
3人のお供と一緒に、エメラルドの都へ!
って、あれ?これは、
「桃太郎」
ではないのか?「犬・猿・雉」をお供に鬼が島へ!
おんなじですね!
エメラルドの都の塔が、まるでニューヨークの摩天楼のように、今ならUAE・ドバイの摩天楼のように見えてきた時、一面の、
「ケシの花畑」
に着き、ドロシーと弱虫ライオンは急に眠くなってきて倒れます。カカシとブリキ男は平気です・・・これって、
「アヘン」?
幻覚を見ているの?
まあ、その後いろいろあって、赤い靴のかかとを3回鳴らして唱えると、カンザスの家に着く(最初から教えてよ!魔法使いの意地悪!!)・・というか、既に家のベッドの上でうなされている・・・「夢落ち」かい!!
そして最後に繰り返されるセリフは、
「家ほど良い所はない」
あ、そうか、NHK教育テレビ(Eテレ)が「緊急事態宣言」が出されているこの時期に、この映画を放送した理由は、これか!
「ステイ・ホーム!」


