<書きかけて1年半、ほったらかしにしていました>
2018年9月3日の「ミヤネ屋」の「250ニュース」でお伝えしたニュースの中に、こういう見出しのものがありました。
「置き勉、文科省認める」
この、
「置き勉」
というのは、何となく意味が分かりますが、あまり使ったことはない言葉です。
「教科書などの勉強道具を、学校に置きっぱなしにすると」
小・中学生が使うんですかね。
当然、普通の国語辞典辞書にはまだ載っていない「新しい言葉」でしょうから、こういう言葉にいち早く反応する『三省堂国語辞典・第七版』(2014)を引いてみたら、なんと!...さすがに載っていませんでした...。
「置き引き」「駅弁」
は載っていましたが。
もっと新しい辞書を引いてみましょう。
「2019年1月」に出た、『三省堂現代新国語辞典・第六版』。
あ!載ってる!!
*「置き勉」=小・中学生や高校生が、教科書やノート(のいちぶ)を学校においたままにすること。
とありました!同じく「2019年」の秋に出た大きな辞典『大辞林・第四版』も載っていました!
*「置き勉」=児童・生徒が、登下校時の荷物を軽くするために、教科書やノードなどの勉強道具を持ち帰らず、学校に置きっぱなしにすること。
その通りですね。
うちの子どもの小学校の時のランドセル、かなり重かったです。こんなのを背負って、毎日学校に行っていたら、
「背が伸びないのではないか」
と、心配になったぐらいです。
中学生になってからのカバンは、「ランドセル」から「リュックサック」になりましたが、これがまた重い!たまに一緒に帰ることがあり、その時に「リュック」を背負ってやるのですが、たぶん、
「10kg前後」
あります。スーパーに1週間分の買い物に行って、両手いっぱいに荷物を持って手がちぎれそうになった時と、あまり変わらないぐらいです。そういうときは、帰宅後に荷物を持ったまま体重計に乗り、その後に荷物を降ろして体重計に乗って、引き算をして荷物の重さを計ることがありますが、そのぐらいの重さです。
こんなの、学校に置いとけばいいのに、と思います。
というより、パソコンでできるようにすれば、紙の教科書は減って軽くなるのに、と自分はしないくせに、そう思います。
その意味では私は「置き便」賛成派です!って、自分は持って帰るけどね。


