『家族の「幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』(山口慎太郎、光文社新書:2019、7、30第1刷・2020、1、20第6刷)
2020 . 3 . 20
2020_031
「幸せ」って何だっけ、何だっけ...というコマーシャルがありましたが、ポン酢しょうゆだけで幸せになれるかもしれないし、なれないかもしれません。そこで「幸せ」を知るためにこの本を読んでみました。キーワードは「経済学」、つまり「お金」ですね。
第1章「結婚の経済学」
第2章「赤ちゃんの経済学」
第3章「育休の経済学」
第4章「イクメンの経済学」
第5章「保育園の経済学」
第6章「離婚の経済学」
「結婚」から「離婚」まで。どのようにお金がかかるのかを分析。「離婚」しない人も多いと思いますけど。実際、よく言われる「3組に1組が離婚」というのは「ウソ」だそうです。つまり、「その年に結婚した人の人数」が「その年に離婚している」わけではないのに、「3組に1組が離婚」という場合には「その年の結婚数と離婚数を比較している」というのです。言われてみればその通りだ!数字のマジック!
そういった「数字」に騙されずに、「本当の実態を見ていこう」という一冊でした。
(2020、3、14読了)


