川村エミコの婚活っていいね

新しい出会いを作るためには?

 婚活刑事をご覧のみなさま、はじめまして。婚活アドバイザーの桜井まり恵です。
第3話までいかがでしたでしょうか?今回は、川村さんにも少しお話した、“新しい出会いの作り方”と“第一印象をもっと良くする秘訣”について少しまとめてご紹介したいと思います。

出会いのきっかけは人それぞれ。
でも自分から創りだしていかないと出会いは生まれない。

 スペシャルコラム読者の方にもいらっしゃるかと思いますが、「いつかは結婚したいと思っているけれど、出会いがない」という方は全国に720万人いらっしゃいます。お話を伺っていると、一昔前に比べて合コンに参加する人が減っていたり、出会いがないという状態は当たり前になってきつつあります。

 お友だちの紹介やお仕事でのつながりからというきっかけもありますが、良いご縁があれば・・・という受け身になるだけでは、出会いのきっかけは生まれにくいです。なかなかうまくいかないという気持ちだけが残り、自分の気持ちの準備ができた機を逃してしまうことにもなります。

 せっかく「結婚っていいなぁ、お相手を探してみよう」という前向きな気持ちがホットな間に積極的に出会いの機会を作っていくことが大事です。

 ストレスをためずに婚活を進めるためには、ぜひ自分にあったお相手探しの方法を見つけてみましょう。

自分らしい出会いの作り方とは?
どんな出会い方をしたいか具体的にイメージして。

 第1話では“お見合いパーティー”が、第3話では、“お料理合コン”がドラマの中でも登場していましたが、「一度にたくさんの異性と出会いたい」「実際に会うことからはじめたい」「お相手の人となりが、最初から分かるほうがいい」と思われる方にお勧めなのが、婚活パーティーや趣味を通じたイベントです。

 「忙しいし、自分のペースでお相手探しをしたい」「メッセージをやり取りしてから会いたい」といった方には婚活サイトサービスがおすすめ。ご自身でお会いしてみたい方とメッセージのやりとりをして会うところまで努力をしないといけませんが、お会いする前に共通の会話のテーマや、ある程度の相性を見ながらお相手を探すことができます。

 そして「自分に合うお相手を紹介してほしい」方には、婚活相談カウンターでプロのサポートを使うという手があります。自分のことを好きになってくれそうなお相手を紹介されたり、活動中の不安に婚活のプロが答えてくれます。知人の紹介と似たようなイメージで婚活相談カウンターを使ってみるのも良いでしょう。

新しい出会いの場での第一印象作りの秘訣

 では、新しい出会いの場で何が重要か。仕事でも第一印象は大事ですが、恋愛においても第一印象作りが大事です。基本的に人は最初に与えられた印象に強く影響される傾向があり、婚活でも同様です。

 ただ、ここで言う第一印象作りは話上手である必要はありません。「自分のことを話さないと!」「もっと知ってもらわないと!」と焦って自分のことを話しがちになる傾向はありませんか?

 まずは、聞き上手になることを目指してみましょう。自分のことだけでなく、お相手のことを知ってはじめて、お相手の“人となり”ひいてはふたりの関係性のイメージが湧いてきます。

 お相手の“人となり”が分かってくると自然とふたりに共通する価値観が見えてくるので、さらにお相手のことを知っていくきっかけになります。

 第一印象が良くなる聞き方とは、初対面でプライベートに踏み込み過ぎた質問(例えば、いきなり料理は得意ですかとか、子供はいつまでに欲しいですかとか)は避けたいもの。まずは休日の過ごし方や、お相手の好きなことを聞き出して会話をつなげていくと良いです。ご自身も同じ質問についてきちんと答えられるようにしておくのもポイントです。

 次に好感度アップになるのは会っている間や会った後の“ちょっとした気配り”。

例えば待ち合わせ時間には5分前に着いておくことだったり、あらかじめ食事の好みをチェックしておくなど、お友だちであれば当然意識しているような気遣いができるだけで、好感度は上がります。また、忘れがちなのは、会った後の“挨拶”です。「今日はありがとうございました」の一言があるとないとでは第一印象は全然変わってきます。

 最後に3つ目は見た目の配慮です。ありきたりと思われるかもしれませんが、「清潔感・上品・控え目」の3つを意識してみましょう。見た目を必要以上に華美にしたりする必要はないですが、ありのままの自分をということで部屋着に近い普段着でお会いするのもNG。髪のセットや爪、そして靴といった、体の先端部分のメンテナンスに気をつけると清潔感は生まれやすいですよ。