主題歌 Music
- Profile
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不気味さとやさしさを内包する類似がない歌声と、独特のリズム感や斬新な切り口の歌詞が人を惹きつけるセルフプロデュースのソロアーティスト。
2024年に開始したSNS投稿直後から大きな反響を呼び、業界関係者からのオファーが殺到。
2025年4月にユニバーサルミュージックから「モナリザ」でメジャーデビュー。7月にはTVアニメ「フェルマーの料理」オープニング主題歌「メイラード」をリリース。同年11月には、初のワンマンライブ 「OSHIKIKEIGO First Free One-man Live “BOARDING PASS”」 を東京・大阪にて開催し、大盛況のうちに成功を収めた。
2026年1月にはSpotify「RADAR: Early Noise 2026」へ選出され、早くも新世代を代表するアーティストとして音楽ファンの注目を集めている。
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僕らは誰かを見ている様でいつだってその中に自分を見ています。誰かへの贈り物を探す時、貴方に伝えたい事を伝える時、それは物語を読んでいる時だってそうでしょう。自分が貰いたい物を探し、自分が言われたい言葉を紡ぎ、物語ならもし彼(彼女)が自分だったら悲しいから泣いて、嬉しいから笑います。
もう一度言いましょう。僕らは誰かを見ている様でいつだってその中に自分を見ています。ただし、ここには悲しい程の脆弱性が潜んでいます。それは、「誰か」は「自分」ではないという事です。あげた物が喜ばれないかもしれないし、伝えた言葉が貴方を怒らせる結果に終わる時だってあるかもしれないのです。
この作品の主人公である琥太郎は殺人犯を疑われている大隈汐梨の中に自分を見ました。彼女を「信じたい」とそう願いました。ただ、悲しい事に誰かは自分ではありません。「信じる」までは到達出来ないのです。それなのに、それでも尚、「信じたい」とそう願いました。
そこに僕はとてつもない美しさ、強さ、光を感じたのです。「信じる」まで到達出来ないその脆弱さが、弱さが、その揺れがより一層、「信じたい」という願いがいかに強いものであるかを教えてくれました。「信じたい」という願いは、時として「信じる」事そのものを越えてより強い輝きを放ちます。
三歩進んで二歩下がって、二歩進んで三歩下がって、足下も覚束ない程揺れている僕は、一歩も動かない、揺るがない僕よりもどう立つか沢山考え、迷い、悩みます。そして、時が経って歩み出すその日、それはそれは力強い一歩を踏んでくれる事でしょう。