黄金列伝

月亭八方 陣内智則 月亭方正

放送内容

2013年10月12日(土)
午前10:30~11:30

 ユニークな感性と飄々とした語り口、「ありえへん!」と繰り出す日常の怒りすら笑いに変え、聞く者を引き込んでしまう話術などで独特の存在感を放つ木村祐一。コワモテのルックスから「怖い人」というイメージがあるが、にじみ出す愛嬌ややさしさから芸人仲間に「キム兄」と慕われ、お笑い界での人望は厚い。さらに、芸人のみならず、構成作家、俳優、映画監督、芸能界きっての料理人…と多彩な分野で活躍するマルチタレントでもある。そんな、いくつもの顔を持つ芸人・キム兄とは、一体どんな男なのか?番組では、さまざまな関係者の証言を交えながら、知られざる木村の素顔をトークで探っていく。

 最初に登場する証言者は、なんと木村の実姉。幼いころの木村は、2歳年上の姉の後ろをいつもついて回る甘えん坊だったという。姉もそんなかわいい弟に一身に愛情を注いでいたが、木村の下に弟が生まれたときから、状況は一変したらしく…。これを受け、かつて木村が弟に抱いていたモーレツなジェラシー(?)を吐露!「家族も親戚も弟ばっかり構って。『かわいい』とか『男前や』とか…」と子どものようにイジける木村に、陣内も思わず吹き出して…。また、「弟が大きな影響を受けている」と姉が語る、昭和ヒトケタ生まれの父親についても言及。「ありえへん!」とガンコなまでに正義を貫く、木村のこだわりのルーツは父親にあった!?さらに、中学の同級生・長田さんと、芸人になる前に働いていたホテルの上司・西村さんも貴重な証言を。口を揃えて「真面目」と木村の性格を語る2人が、若き日のキム兄の驚くほどの実直さを物語るエピソードを激白!

 続いての証言者は、大阪時代からつき合いの深い放送作家・高須光聖。木村が敬愛する先輩・ダウンタウンの松本から厚い信頼を寄せられる高須が、松本と木村の関係を語る。松本の結婚を喜び、なんと挙式の2週間も前から号泣していたという木村。それほどまでに松本を慕う木村だが、松本もまた木村に対して特別な思いがあるらしく…。そんな2人の強い絆を垣間見たというエピソードを高須が披露。酒に酔った松本が、ふと口にしたという木村への思いとは?トークでは、木村が「ウチの妻も『最大のライバル』ってヤキモチ焼きよる」というほど大きな存在である松本との秘話を明かす。木村が監督を務めた映画が、モントリオール世界映画祭に正式招待されたとき、松本から祝いのメールをもらった木村。そこに添えられていた言葉に「俺のこと、そんなふうに見てくれてたのか」と大感激したというのだが…。そのときのうれしさを思い出したのか、木村の目には涙が!キム兄を男泣きさせた松本の温かいメールとは?さらに、ダウンタウンと木村の出会いや、独身時代は「ずっとベッタリ一緒やった」と方正が証言する松本、木村、今田耕司の3人が、毎日のように繰り広げていたという爆笑“大喜利”の気になる中身などを大公開!

 そして、後輩から見た“キム兄”を明かすのは、次長課長の河本。「僕からしたら、“仏”のアニキ」と酒の席で見せた木村のやさしさを語る。あることで悩んでいた河本を、大きな愛情で包み込むような言動で慰めてくれた木村に、河本は「『世話になった』のひと言では済まされない!」と今も頭が上がらないというのだが…。そのとき、たまたま同席していた陣内が「まるでチンパンジーの親子みたいやった。親のキム兄が子どもの河本を守ってあげているような」と証言する感動秘話とは?一方、「怒ったらマジで怖いんです」と木村の厳しい一面を明かすのは、サバンナ・高橋。まだ駆けだしの若手だったころ、初めて木村と酒を飲んだ高橋が、若気の至りでやってしまったある失礼な行為に木村が激怒!「あのときのことが本当に怖くて、しばらくは“木村さんアレルギー”でした」と高橋が振り返る“鬼のキム兄事件”とは?そのほか、芸人が集う大阪ミナミの居酒屋『たこしげ』の大将が「温かい空気の中に、ときどきピリッとすることが…」と後輩と飲んでいるときの木村の様子を証言!

 最後に登場するのは、木村の愛妻・西方凌。木村が料理の腕を振るうキッチンや、夫婦でくつろぐリビングなど、2人の自宅を大公開するほか、知られざる夫婦関係を激白する。ときにケンカもするという木村夫妻。西方は「すぐ泣きますよ。ケンカの後、仲直りすると泣くんです」とコワモテの容姿からは想像もつかない、木村の意外な顔を証言して…。この後、木村が打ち明けた、思わぬ“涙の理由”に、陣内も「後輩の僕が言うのもなんですけど…木村さん、かわいいです!」とほっこり。さらに木村が「もう“母ちゃん”ですね。娘のようでもあるし…」と17歳年下の妻への深い愛情を語る!

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